2020年に聴いた音楽を発表したいという話
あんにょん!새해복 많이 받으세요!
明けましておめでとうございました!
もう2月に入るけどもね、挨拶は大事なので。
韓国では年末の挨拶(よいお年を~)と年明けの挨拶(あけおめ~)は同じ言葉らしいですね。たくさんの福を受け取ってください、と。韓国語スクールの先生とそんな挨拶をして2020年を締めました。
さて、そんな2020年。まるで漫画の世界みたいに驚異的なコロナウイルスに翻弄され、あっという間に駆け抜けて終わったように感じます。私は二か月ほど自宅勤務になりました。医療従事者の方々、いつも本当にありがとうございます。終息した暁にはいっぱいいっぱい休んでほしいです。そして私もなんの心配もせずに飲みに行って死ぬほど笑って喋って朝まで酔っ払いたいよ!
色んな事が重なって、例年の比じゃないくらい記憶が朧げな2020年。だけど個人的にはいい意味で!たくさんの変化と挑戦の年でした!
今まで微塵も興味のなかった韓国ドラマにハマり、韓国のアイドルにハマり、いよいよ母国語以外の言語に興味を持ち…。まさか自分からお金(月謝)を払って新しく何かを習得しようと思うなんて。いやぁ人生ってほんとうに、なにがあるか分からない。自分のことなのに自分じゃないみたい!臆病で人見知りのヤバい薄暗い人間だと自覚していて、それを言い訳に生きてきた部分がある(というかそれが大半)なんですけど、去年は「うあ~~もう!ここまで来たら飛び込むしかないな!!!」って事あるごとに思い切っていた。まさか私が。まさか。私にもあるんだな、勢い。やればできるんだな、私も。怖くて目は開けてられないけど、とりあえず瞑ったままでもいいから破ってみよ!?みたいな。そんな年でした。2020年。
2020年が他の年と大きく違った(変わった)理由って、上記の件に合わせてよく聴く音楽ジャンルも変わったからだと私は思ったんですよね。本当に大きくガラッと変わった。
音楽を大きな括りに分けたとき、私は アーテイスト<メロディー<<<<<(越えられない壁)<<<<<<歌詞! というところに比率を置いて、好んで聴いてるんですけど、「とにかく歌詞が好き!音楽は歌詞を読みながら聴くのが一番だ!間違いないよね!!!」と信じて疑わない偏屈なクソ人間()が意味すら分からないK-POPを聴くようになったということ。これはすごい。2020年すごい。さすがのしいたけ占いでも予測できなかったらしい。(2020年は穏やかな年だってしいたけ先生は言ってた)
言ってしまえば誰が歌っていようと歌詞が良かったら聴く、ということです。
閑話休題。
今回は「2020年に聴いた音楽たち」を振り返って発表していきたいな的な話です。なんのために?そんな野暮なこと聞かんといてくださいよ。わたしのためです。わたしが楽しむためです。
Apple musicのサブスク民なのでそこから引っ張ってきました。2020年再生回数の多かった曲を10位~1位までつらつらと書いていきます。数字は再生回数です。
10.夏色 MY GIRL/BTOB (38)
BTOBにハマってすぐくらいに聴いた日本語曲ですね。3rdシングルのタイトル曲。メンバー全員の顔がちゃんとMVに映っていて、顔を覚えやすかった記憶があります。サビの振りが好き。推し(チャンソプ)の髪型がかわいくて好き。You're So Fly(君は感動だ) でも思ったけどこういうわちゃわちゃしてるBTOBいいですよね~だいすき~。
9.Splash/イェソン (39)
すき!!!兄さんすきだよ!!!!ダボッとしたカーディガンに萌え袖でご機嫌に踊る兄さん。黒髪・前髪重め・白スーツ。そして煌びやかなシャンデリアと異国のホテル…。ああイェソンさん…あなたは誰よりも麗しい…。曲の入りから「間違いないな」感が出てる曲。
8.MAGIC TIME/BTOB (41)
これもねサビの振りが大好きでさ…!ほんとメンバーがわちゃわちゃしてるの大好きなので間奏部分何度も繰り返し見た。あ~これなんでMVないの~?もったいない~。そしてBTOBはオリジナルの日本語曲が素晴らしくいいと思っています。MOVIEの日本Ver.なんでこんなに違和感ありまくるんだ…?って思ってたけど、本国のに慣れちゃってたからだった。
7.Opera/Super Junior (41)
ウニョクちゃんの惜しげもなく晒された剥き出しの腕。それを拝むためだけのMV。でも集中して見ると酔います。だってカメラぐわんぐわん回るんだもん。ハマりたての頃に知った曲だった気がします。特徴的なメロディーと歌詞で覚えやすいしライブで聴きたい曲の上位に入る!途中でキュヒョンが帝王になって傅くメンバーを操るところめっちゃ好き。「ポソポソ(脱いで脱いで)」のところ。私はキュヒョンさんの顔が好きです。特に大きな口元とにんまり上がった口角。リアコ枠です…。
かの有名な「笑ってはいけないオペラ」みなさん知ってる?ぜひYouTubeで調べてほしい。堕ちる人は堕ちるよ。
6.BTOB/Naviety(僕以外みんな狼) (43)
BTOBは総じて好きな女の子に振り回される運命である。とにかく「好きな女の子」という存在に死ぬほど弱くて全く歯が立たない。「惚れた方が負け」を地で行き、体現している。故に必死になり過ぎた挙句の果てに「オッパ…重いよ……(愛が)」って振られるような、そんな曲がBTOBには似合うと思っています。
かの有名なピンク・レディー姉さんは「男は狼なのよ 気をつけなさい」なんて歌ってましたけども、この曲はとにかく彼女を他の男に近付けたくない、触らせたくない、見て欲しくない、「男っていう生き物はとにかくエッチなことしか考えてないんだからな!?」ということを必死に伝えようとしている。
この曲の歌詞には下心丸出しで近付いてくる男たちの特徴がつらつらと並べられています。
ご飯食べに行こうって言葉は 気に入ったって意味で
恋人はいるの?って言葉は 礼儀上聞いてるだけで
そんな人じゃないって言葉も それは君の考えってだけ
結局とにかく男は誰でも同類なんだ
昔から仲の良い幼なじみだって、教会に通っている優しいオッパ(お兄さん)だって、たとえその男たちに彼女がいようと関係ないよ、つまりそれ等は君を誘い出す罠なんだし、だって俺以外みんな羊の仮面を被った狼に違いない!君がとっっっっても魅力的だから僕は心配してるのに、どうして分からない?
そんなことを全身全霊かけて全力必死で一生懸命に伝える…。たった1人の彼女を愛するBTOBたち……。しかし「例えば男がこんな言葉を吐いてきたとするでしょ!?それはぜーんぶアンナコトやコンナコトをしようとしてるからだよ!?!?」って懸命に喋れば喋るほど墓穴を掘っていくタイプにしか思えなくてちょっと笑ってしまう。
あとライブでヨジャダンサーと絡んだりしてるの見ましたけど、みんななんであんな童貞みたいに初心な反応なの???ぎこちなさすぎ。ほんとかわいいな。もっとやってくれ。大歓迎だ。
5.PLAYING WITH FIRE/BLACKPINK (45)
名実ともにスターダムにのし上がったBLACKPINK。K-POPを好きになる前から「DDU-DU DDU-DU」が好きでよく聴いてたな。いやでもこれが5位なのは意外!この曲は日本語バージョンでもニュアンスが崩れていない気がしている。
ママは毎日私に言ってた
男には常に気を付けなさい
恋は火遊びと同じ 下手したら怪我するわよって
可愛いんですよね〜!相手にゾッコンで恋に恋してるような勢いの時期!
私のすべてをあなたという炎の中に
一つ残らず投げ入れたい
まさに「火遊びが火事になる」っていうパターン。っていうか自分から火に油注いでるし、飛び込んでってるしっていう本当にThe・恋!で、唐突に思い出したけど「火遊びがボヤになる ボヤが火事になるでしょ?」ってどっかのバンドも歌ってたなぁ。*1
この曲を聴いてると「めっちゃいい女」になった気がしない?ハイヒール履いて肩で風切りながら颯爽と歩くアタシ。みたいな。
4.I Think I/Super Junior (45)
へぇ〜〜〜〜!?ここで!?この曲!?なんで!?不思議すぎる!!!確かにすごく好きな曲だけど、そんなに聴いた実感はない…。いやめちゃくちゃ好きなんですけどね……?
ちなみにI Think Iはこれを書きながら初めて和訳を読みました。もしかしたらメロディーラインが好きで繰り返し聴いてたのかもしれないな、と思って再生してみたら案の定そうでした。ピアノの音が綺麗で好きだったんだ。あと無駄にバタバタしてないゆったりとしたMV、メンバーの顔がしっかり映ってるからねイェソンさんの麗しいお顔とかね。ありがてぇな…。そういえば「イトゥクさんって服を着たくない人なのかな…」って思ってた時期もあったんですけど(それくらい露出が多い)、割とすぐに「あ!この人は露出狂なのか!」と思い至りました。ところで私はウニョクが女の子と絡んでるのを見るのがとても好きです。この曲も女の子とのダンスシーンがある。Evanesce(白昼夢)でもそうだった。
3.Oppa,Oppa/Super Junior-D&E (47)
オッパ〜!!!オッパサランヘヨ〜!!!
これめちゃくちゃ聴いてた。ていうか聴いてる。なんてったって天下のウネ。コンサートで結婚式を挙げたウネ。私もいつかウネ婚に行きたい。御祝儀みたいな気持ちでチケ代を出したい…!
ノリと勢いが好きです。朝家を出るときに聴くとかなりテンポよく歩ける。憂鬱な朝でもテンション上げられるし、ライブ映像もかわいくて大好き。しかしD&Eで1番好きな曲はチョギワですえへへ。髪の毛ぴょこんて結んでるの国宝級にカワイイよ。あとアンバーが好きだからそういうのも嬉しかったなぁ。
2.Runaway/Super Junior (47)
あっ!これ好き!30代男性の学生服~!神~!イトゥクさんのニコニコ笑顔もカワイイしイェソンさんも顔がすごく素敵で歌も上手いし死ぬほどカワイイな。カワイイの大渋滞。正直いくつ目があっても足りません。またJKの格好してやって欲しいなぁ。肉眼で見たい…死ぬまでに1度は見たい…。後生だから……。
Beyond the Super Showでも歌ってくれて「なんなの!?最高すぎじゃん!?」ってなりました。もうみんなかわいい。
「あと3分で会社に着いてしまう……行きたくない…帰りたい…おうちに帰りたいよぉ……」
みたいなときに聴くと良い。がんばろ!ってなる。ちなみに和訳読んでないので歌詞の意味は把握してません。なんとなく青春系かな?とは思ってる。(制服だからという安易な考え)
1.SUPER Clap/Super Junior (48)
わぁ、堂々たる1位。2020年で最も多く再生された楽曲はSuper JuniorのSUPER Clapでした!
作成したプレイリストを確認したらかなり上の方にあったので、もしかしなくても私のスジュ沼はこの曲から始まったようです。ソリソリやイヤイヤオーよりも先。で、この曲の次に追加されてるのがSuper Duperっていう、自分がどういう曲にハマりやすいのかがよく分かる感じになってた。ウケる。
MVを観るよりもとにかく聴き込んでた。今もやっぱり聴きます。あと年始のSMTownでもそうだったけどそもそも披露する回数が高いっていうのもある。良い意味で耳から離れないというか、好きとか嫌いとか以前にふとしたときに聴きたくなるし自然と再生ボタンを押してる自分がいる。
キュヒョンのソロダンスがめっちゃ好きでそこだけで白米が食べられます。マンネis最高。愛されるべき存在である。私もメンバーと一緒にしゃがんでクラップしたいよ。させてほしいよ。
と、いうことで以上の結果となりました。
やっぱり全部K-POPなので笑ってしまった。ちなみに11位〜30位はほぼBTOB(とちょっとだけスジュ)で埋まっているので、下半期でドンとSuper Juniorが追い上げてきた感じだなぁと思いました。最近スジュばっかり聴いてる気がすると思ってたけど気のせいじゃなかったね。イェソン兄さんのことが、ひいてはSuper Juniorにゾッコンな現状がバレた感じになってすごい恥ずかしい!
そしてアップテンポな曲しかランクインしてないな~。毎朝駅に向かうまでの道のりってかなーり足が重くなるし、そのときに聴くたった一曲でその日のモチベーションって上下するのでaikoとか聴いちゃうと最悪なんですよね(ごめん…)。朝っぱらから疑似失恋しちゃう。耐えられない。会社なんか行けないよもう…ってなっちゃう。
「とにかくアップテンポでテンション高くなるやつ!聴きたい!」って考えたときに1位~3位は本当にその通りだなと思いました。救いを求めるかのように大きな音楽で何もかもかき消して欲しい!と私は日々思っている。4位はメロディーが好き、5位~は歌詞を重視した結果のランクインって感じかなぁ。
ちなみに1年間でよく聴いたアーティストは以下。
トータルの再生時間はやっぱりBTOBがダントツでした。
アカシック、こんなに聴いてたんだねぇ、私。8ミリフィルムが出た辺りからハマったんだけど、理姫ちゃんの書く歌詞がすっごく好きで。ブラックやいちかばちかちゃん、あと私とか邪魔とか。剥き出しの酒臭い心臓を掲げて千鳥足のままうたう!みたいな「しあわせになれない女の生きざま」が好きだった。
THE ALFEE!坂崎さんが好きな私です。というかフォークソングがとても好きなんです。チューリップやザ・フォーク・クルセダーズとか。遠く離れた恋人に想いを馳せたり駆け落ち同然で上京しちゃったり、そういう歌詞や男性の歌声にグッとくる。あとフォークソングって目を瞑っていても景色が想い浮かぶというか、汽車に揺られてる若い女の子のワンピースの裾とか、神田川を見下ろせる三畳一間の下宿先とか、行ったことも見たこともない、全く知らないはずの潮風と列車の匂いが鮮明に思い出せるような気がするんです。
ていうか私…aiko全然聴いてないんだな…。銀河一愛してるのにね。新しいアルバムの発売も決定したし、今年はきっとたくさん聴くことになりそうだ。恋愛とは程遠い人生になりつつあるけど、aikoを聴けばいつでも想像の中で恋をしたり失恋したり自由にできるから楽しい。まあ過去の恋愛を思い出して本気でしんどくなるときもあるんですけど。
はい!長々と書いてきましたけど!終わりでっす!ここまで読んでくれてありがとうございました!!!最初から最後まで一貫して私が楽しいだけの記事でした。あー書くの楽しかった!今年は最低でも月1は更新出来たらいいな。頑張ろう。
2021年もたくさんの素敵な音楽と、可愛くて格好良くて最高のアイドルたちとキラキラな日々が過ごせますように!
ではまた次の記事で!안녕히 가세요~!!!♡
*1:シドの「MOM」
BTOBにハマって韓国語教室に通い始めたという話
タイトル通りです。
BTOBという韓国のアイドルグループにハマった結果、韓国語教室に通い始めました。私です。もうすぐで25歳になります。普通の独身OLです。ちなみに韓国に行ったことはありません。
1.韓国ドラマ
普段あんまりバラエティ番組って見ないんですけど、6月に放送されていた「今夜くらべてみました」をちらっと見たときに韓国ドラマ特集?をやっていて、「へ~、なんかすごいな…今はこういうのが流行ってるのか…」とぼんやり思ったんですよ。
っていうのを忘れたころにネトフリ民の義務として(言うてパラビとHuluも入ってる民だけど)定期的に巡回をしていたら、そこでまた偶然「トッケビ」を見つけ、なんとなーく再生したのが始まり。
小学生の頃に見た天国への階段で韓ドラ知識が止まってる私は「韓国ドラマなんか大体シナリオ決まってるっしょ~~~~まあ暇つぶしに見るか~~~~」というクソ舐めた態度でその素晴らしいドラマを見始めました。
見終わった後の私「なにこれ…めっっっちゃくちゃいいドラマ…」。
肉親を失った幽霊の見えるヒロイン、過去を背負い孤独に生きるしかない主人公(鬼)、誰がどう見ても最初からキーパーソンだと分かる死神、そして前世と現世、生と死etc…。
こうして並べてみると平凡な設定というか、ありきたりというか。そう思うかもしれないですけど全然そんなことないんです。ていうかそんなことなさすぎた。見る前の私を殴りたい。舐め腐った態度とりやがって…!ってなるからマジで。それくらいすごい良かった。
思い返してみれば飽き性の私がよそ見せずに見続けられたっていうのがすごいんですよね。メンタリストでさえシーズン7から途端に流し見始めたし。個人的に字幕が本当の本当の本当に苦手な人間で、洋画も海外ドラマも吹替じゃないと観れなかったのに。「字幕いいなぁ。声優さんとはまた違った役者本人たちの声って素敵だなぁ」って初めて思った。そもそも16話って日本のドラマよりも全然長いはずなのにそれも平気だった。ずっと面白かった。
トッケビが自身の初恋を想う瞬間、死神が「ぼくたち、別れますか」と社長に尋ねた瞬間、ウンタクが雨の降る日に理由も分からずただ苦しくなって涙を流す瞬間、すべてで泣いた…。登場人物より泣いた自信あるくらい泣いてた…。
アラサーに差し掛かった独身女が酒も飲まずにシラフで泣けるドラマってあんまりないわよ。
特に印象に残っているのは神がドクファに乗り移った場面、あのセリフがとても好きでした。
神は問う者であり 運命は私からの質問だ
答えは─── 自ら求めよ
「どうせ届かないのだから祈らなくてもいい」と、「前世の記憶がないのは神の意思だ」と、まるで神が最高であるかのように言うけれど、そんなことはないのかもしれないと思った。みんな神に期待しすぎ!!!
で、トッケビを見終わって、三日三晩引きずって、Huluで召喚スペシャルを繰り返し見て、また三日三晩引きずって、コン・ユ主演の「男と女」を見て、イ・ドンウクが出ている「ルームメイト」を視聴し(こっちはわちゃわちゃし過ぎてて2話目で挫折した)、さて次はなにを見ようかなぁ…。と思っていたところで
「サンガプ屋台」に出会った。
「新作だ!誰が出てんのこれ…。そんじぇ…?そんじぇ、ソンジェ…って誰だっけ。あ、トッケビでドクファ役やってた子か!!!」っていう軽い知識だけで見始めた。とりあえず「韓国ドラマめっちゃいい、この勢いのまま新しいドラマを見始めたい」という感情が高ぶり過ぎてて、とりあえず見れればなんでもいいやっていう感じだった。あとドクファがかなりのゆるゆる御曹司だったからこの子が演じるならそいう感じのドラマでしょ~~~(笑)って。
見終わった後の私「これは一生大事にしたいドラマNo.1です!!!」。
こんなに泣くかよ…って自分で引くくらい泣いてたわ。悲しいと切ないと苦しいが混ざると人間は涙を流すんですね…という感じだった。一筋縄ではいかないから人間ってほんと難しいよね~。なんでこんなにややこしいんだろ。もっと簡単な生き物だったら楽なのに。って思ってるそこのあたな!あなたですよ!ぜひサンガプ屋台を見て!きっと色々なことに気付けますよ!知らんけど!!!
爪がなくても威嚇し 牙がなくてもうなるの
印象に残っているのが1話なんだけど、このセリフを聞いたときに腹の底から「ハァ~~~」って大きな息を吐いた。すごく響いたんですよ、これが。むしろここがスタートだったなと思う。 悲しいことに1話でミランが受けていたこと、悔しさや腹立たしさや屈辱って、韓国や日本だけじゃなくどの国でも起こっていることなんですよね。本当に悲しいことに。そんなときにどうするのが正解かってその人それぞれによって違うし、一概に常識や綺麗事では語れない。だけど忘れないでって、毛を逆立ててちゃんと立ち向かうのよって、ウォルジュの言葉に深く深く頷いた。
っていうかウォンヒョンに関してはマジで最初から最後まで「お前なに言ってんの??????」ってなってた。マジでお前なに言ってんの???(まだ言う)
2.BTOBとの出会い
で、「韓国ドラマってすごい!韓国ドラマたのしい!胸キュン!」って感じになったと同時に、トッケビでは神に、サンガプ屋台では神木に乗り移られたソンジェの演技に魅せられてしまったわけです。この子の出てる作品をもっと見たい!と思ってしまった。いまいち格好がつかなくて頼りなさげなナヨナヨ~~~ってした態度、裏腹に時たまハッとさせられる、そしてなによりカワイイ笑顔、最高だね!!!!
そこからの流れは至極簡単です!
- ユク・ソンジェについて調べる
- Wikipedia先生『ソンジェ、BTOBのメンバーであり、担当はボーカル』
- BTOBってなに…?アイドル!?この子アイドルなの!?
- え~~~ 韓国アイドルわっかんねぇ~!そもそも韓国語がわからんしな!
- YouTube大先生『あははは~!アロエだアロエ~~~!(ニコニコ)』
- からのイルンちゃん『一念発起してガンバリマスッ!!!』
- MOVIEとPrayを聴く
- 私「うわぁこの沼とっても暖かいですぅ」
おわかりいただけただろうか!
沼落ちめっちゃ早い!沼落ちめっちゃこわい!そんでなによりもみんな顔がいい!素晴らしいヴィジュアル!どうなってんだよ!こっっっっっわ!こわいよ!夏の怪談よりこわい!
MOVIEの「Love is like a movie~」のとこソンジェくんのおみ足があまりにも長くてキレイすぎて「ヒェ~~」って声が出ました。「ア、アア~、この沼地こわ~い」から「あ、落ちたわ(ストン)」って感じたのはここです。ソンジェくんのおみ足。まあそこ見てなくても落ちスピードは変わらんかったと思うけども。
なにより怖いのは私がチャンソプペンだということだな!!!
私の人生は基本ずっとオタク一色で、ヴィジュアル系から始まりジャニーズ、若手俳優、お笑い芸人、ハロプロ、地下アイドル、アニメ、映画などなど…色々なジャンルやヒトやモノにハマってきました。好きな人やそれを創ってくれる人たちに会うために働いて、お金を稼いで、チケットやグッズ、時には差し入れしたりして、ツアー公演をしてくれるというのなら北は仙台、南は鹿児島まで行きました。むしろそういう生き方しかしてこなかったタイプの人間です。
…しかしだな!韓国アイドルは!唯一!未知の領域なんですよ!!!
めっっっっちゃくちゃ調べたぞ。今もまだずっと調べてるぞ。担当とかじゃないんだね~。ペンって言うんだね~。BTOBが日本デビューしてるのも知らなかったし、日本にファンクラブがあるのも知らなかった。韓国のファンクラブは日本みたいに常に新規会員を募集してるわけじゃないんですね。韓国アイドルが大体7年契約っていうのは分かりました。BTOBは今年9年目(8周年)だから、メンバーが全員揃って契約継続をしてくれたのは韓国では珍しいことなのかな?*1
私が今まで見てきた日本のアイドルとは…全然違う…わからない…ワカラナイヨ…。
気になって、好きになって、「もしや…すでに私もMelody…?」って気付いてちょっと恥ずかしくなって、配信音源を聴き漁って、もっと好きになって…。
3.韓国語教室に通い始める
そうして過ごしていくうちに絶対に避けられないモノにぶつかりました。
言葉の壁です。
ビトコムもバラエティ番組も日本語字幕あり映像しか見れない、なぜなら韓国語が一切分からないから。聞き取れないし理解できないのにメンバーたちは楽しそうにキャハキャハ笑ってて、それを見ているときが私は一番しんどくて切なかった。「理解できない」ということがこんなにも切ないなんて…。
まあ当たり前ですわな。ていうかこれが分かっていたから意図的にK-POPを避けてたんですよ。
そもそも韓国という国自体に無知なんですよね。BTOBが気になって調べ始めた時点でソンジェは兵役に行った後でした。兵役がどういうものなのか、それが生きる上での義務であるということも、兵役逃れという言葉の意味も、みんながどう思っているのか、その間BTOBとして活動はどうなる(どうなっている)のかも、すべて分からなくて知らなくて、前述したように必死こいて調べました。今もまだずっと調べてる。
もちろん兵役だけじゃなくてね!アイドルとしてデビューするには練習生として何年も経験を積まなきゃいけないって、日本で言うジャニーズJr.みたいなものなのかな~とか。日本のアイドルグループは年関係なくタメ口で話したりするのに、韓国ってめっちゃ厳しいんだな~とか。
調べていくうちに、韓国ドラマやK-POP歌詞の和訳・意訳を読んで「これって本当にそう言ってるの??」ってふと疑問に思うようになったんですよ。「言葉の長さに比べて字幕の文字数少なくない?」とか。*2
長々と書いたんですけど、結局のところ
「この人たちの話す言葉を直接理解出来たらどれだけ楽しいだろうか!」
という想いだけでスクールを探し始めました。
思い立ったが吉日!有言実行!一念発起!大手の韓国語スクールや今流行りのリモートスクール、日本留学中の学生さんや社会人さんがカフェなどで教えてくれるカジュアルなマンツーマンレッスン…。調べてみると色々ありました。調べるって大事ね。
私は運良く家から徒歩5分の場所に教室があったのでそこに決めました。通いやすさ大重視!月二回!それくらいがちょうどいい!
勉強が大嫌いで大嫌いでどうしようもなかった私が何かを習いに行くなんてね、とんでもないことなんですよ。それくらいBTOBの存在が大きいということです!!!「韓国語を習いに行こうと思ってるんだよね」って久々に会った母親に言ったら驚きで言葉を失ってましたよ。ハハハ。まあつまりそれくらいすごいことなんです。勉強なんて高校の時以来ですけどね。やっべ。
4.韓国教室に通い始めた
とりあえず3回目の授業を終えて思うんだけど、BTOBって!!!すごいですね!!!ということ。いや日本デビューしてるアイドル全員すごいんだよ。全員はなまる!百点満点!だってあんなに上手に日本語で歌とか歌える!?歌えないよ!!!きっとみんな血を吐くような努力をしてくれたんだろうね。ありがたいね。尊いね。진짜 고마워요…!!!
おかげで日本語曲を聴くと涙が出てくる体になってしまった。
韓国語難しい!けどそれ以上に楽しい!まだまだ「言ってることが分かる!」とかっていう劇的なものはないけども。当たり前か。
特に取得したい資格も検定もないので、ゆっくりマイペースに、そしてBTOBが大切にしている母国語を、私も大切にできればなと思います。
おわり!!!